訓教経 上 侍りたいお父様
極めて悲惨な場から、極めて難しい場から、極めて悲しい場から結ばれるのです。そういう場で父と因縁を結んで、悲しみを無視することができ、悲しみを消化することができ、悲しむ人々を慰労できる人が、真に父に侍る者なのです。
そういう心をもって行くならば、絶対に苦痛は長く続きません。
絶対に滅びません。
たとえ身は苦痛に当面しても、その場を超えれば無限な自由の世界が広がるのです。
今はそのような
場を超えるべき
時代的な転換期に置かれているために
、皆さんは必ずその場を超えればなりません。
それゆえ皆さんは父の心情を抱き締めて、父の事情と、願いの実体として
苦痛の開拓者となり、悲しみの開拓者となり、困難の開拓者となって、その道についてくる人々を慰労できる皆さんにならなければなりません。そのようにすれば、皆さんは間違いなく天の息子、娘になるのであり、全世界を代表するのです。
また、この民族がそのような民族になれば、数多くの民族を代表して天の祝福を受ける民族になるということを知って、そのような場で父に侍ることができる皆さんになるようにお願いします。